ダイヤモンドは実は〇〇から生まれる?意外と知らない地球のロマン Vol.6
合成ダイヤモンドはどうやってできる?知っておきたい「生まれ」と「価値」の違い
前回の記事では、合成ダイヤモンドが「見た目も成分も天然ダイヤモンドと全く同じ」であることをお伝えしました。
天然ダイヤモンドは、地中深くの想像を絶するような「高温・高圧」の環境で、何億年もの時間をかけて奇跡的に形作られたものです。 では、それと同じ輝きを持つ「合成ダイヤモンド」は、一体どこで、どのようにして生まれるのでしょうか?
1. 製造現場は「最先端のラボ(研究所)」
合成ダイヤモンドは、ハイテクな設備が整った工場や研究所で作られています。主な作り方は、大きく分けて2つの方法があります。
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「地球の内部」を再現する方法(高温高圧方式) 巨大なプレス機を使い、マシンの内部に「地中深くと同じ環境」を再現して、炭素の結晶を成長させる方法です。
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「炭素の霧」を積み重ねる方法(CVD方式) 特殊なケースの中でメタンガスなどを加熱し、ダイヤモンドの「種」の上に、雪が降り積もるように炭素を少しずつ蒸着させていく方法です。

かつては「人工的に宝石品質を作るのは難しい」と言われた時期もありましたが、現在は技術が飛躍的に向上しました。天然物と見分けがつかないほど、大粒で透明度の高いものや、一部のカラーダイヤモンドも安定して作られています。
2. 知っておきたい「鑑定」と「価値」の話
ここで、購入前に必ず知っておいていただきたい大切なポイントが2つあります。
① 見た目は同じでも、専門家にはわかります 天然と合成は、肉眼ではプロでも判別できません。しかし、専門機関が専用の機械で検査をすれば、100%見分けることができます。
② 「資産としての価値」が大きく異なります ここが一番の違いです。天然ダイヤモンドは「資産」としての価値があり、将来的に売却(リセール)が可能ですが、合成ダイヤモンドには現在、リセールバリュー(再販価値)がほとんどありません。
後悔しないためのアドバイス
「手軽にダイヤモンドの輝きを楽しみたい」という方には合成ダイヤモンドも一つの選択肢ですが、「大切な記念品として、一生ものの価値を残したい」という方には天然ダイヤモンドが選ばれています。
特に天然ダイヤモンドをご検討の際は、後で「実は合成だった」というトラブルを避けるためにも、信頼できる専門機関の証明書(鑑定書)がついたものを正しく選ぶことがとても重要です。
それぞれの特徴を理解して、納得のいくジュエリー選びを楽しんでください。
アルテルージュでは天然ダイヤモンドのみ取り扱っており、合成ダイヤモンドは販売・使用しておりません。
ダイヤモンド専門店アルテルージュのスタッフがお届けする、
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