海外でジュエリーを購入する前に知っておきたいこと | 煌めきの研究所 Vol.23
海外でジュエリーやアクセサリーをご購入されたことはありますか?ロンドン、パリ、ミラノといった宝飾品の本場でスーパーブランドジュエリーをご購入された方、ニューヨークやロサンゼルスの旅行のついでにという方もいらっしゃるでしょう。今回は、海外でのジュエリー購入に役立つ基礎知識をご紹介します。
海外ブランドの価格設定と為替の関係
ワールドワイドに店舗を構えているブランドの中には、各国の通貨や為替を考慮した価格設定を行っているブランドもあり、国内価格と比較して何十%も割高だったという声は最近聞かれなくなったように感じます。もちろん、国それぞれの関税などの影響もあるため一概には言えませんが。
日本で人気のプラチナ、海外では珍しい理由
面白いことに、日本で人気のプラチナ素材のジュエリーは、海外で見かけることはほとんどありません。世界でも日本くらいじゃないでしょうか。希少金属の一つですが日本で好まれる要素は何なのか、またいつか考察して記してみたいと思います。
海外の主流素材——ゴールドとシルバー
海外では高品位順に以下のゴールドが主流です。
| 表記 | 金含有率 |
|---|---|
| K24(純金) | 99.9% |
| K22 | 91.6% |
| K18 | 75% |
| K14 | 58.3% |
| K10 | 41.6% |
| K9 | 37.5% |
続いてシルバーが多いです。銀は92.5%純度がほとんどで、残り7.5%に銅が割金として含有されています。この銅のみを割金に使用した銀を《スターリングシルバー》と呼びます。銅以外の割金を使用している場合はこの呼称は使われません。
ニッケルアレルギーに注意
ゴールドやシルバーに似せたステンレス・チタン・アルミ・ニッケル素材の宝飾品も存在します。特に海外主要国では、微量でもニッケル素材を使用している場合、かぶれやアレルギー症状を生じさせる旨の注意書が記載されています。日本市場ではニッケルフリーが当たり前ですが、海外では必ずしもそうではありません。購入前に素材表示を確認することをおすすめします。
宝石の証明書類も必ず確認を
金属素材に加え、使用されている石についてもしっかりと認識しておきましょう。購入時に、店舗の保証書、GIAレポート、第三者機関の鑑定書・鑑別書が付属しているかどうかを必ず確認してください。
スーパーブランドジュエリーを除き、海外では使用石の記載やカラット表記(重さ)が刻印されていないジュエリーもあります。すべてが偽ものや類似品ということではありませんが、信頼あるお店であれば使用石の説明をしていただけるはずです。それがお店の信用に繋がるからです。
日本でのお買い物で当たり前のことが、海外では当たり前でないケースがあります。海外でジュエリーやアクセサリーをお買い物する際の参考にしていただければ幸いです。
次号もどうぞお楽しみに。
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