ダイヤモンドは実は〇〇から生まれる?意外と知らない地球のロマン vol.1

皆さん、美しい輝きとともに上品にきらめくダイヤモンド。
このダイヤモンドはいつ頃どのように出現したか知りたくないですか?
添それは気の遠くなるようなお話ですが、何億年ー何十億年前に、地中深く100km近く
またそれ以上の深い地中で、炭素を含んだ岩石が高温高圧の環境の下、
一挙に地表近くまで運ばれ冷却された条件で、ダイヤモンド原石が誕生したとされています。
これは火山の噴火や隆起のもとでないと説明できない感環境です。
現に、過去多くのダイヤモンド原石が発見されている場所は、火山口や
その火山が長年の風雪に晒され、渓谷へと流れ出た河川で発見されています。
いやー、ナショナルジオグラフィックというTVで知る世界ですね。
次号ではダイヤモンド原石がどのように人間と遭遇したかをお話します。
ダイヤモンド原石と人間の遭遇
ダイヤモンド原石は悠久の流れのなか、紀元前インドで発見され使用された古文書が残っております。
当時は原石を研磨する術もありませんでしたから、原石のままお守り等として使用されていました。
ダイヤモンド原石は、とても硬く侵しがたい石として崇められていたそうです。
15世紀後半、ベルギー人によってダイヤモンド原石はダイヤモンドで磨くという方法が発見され、磨いた面の美しさが広く認知されるようになりました。
ダイヤモンドをダイヤモンドで磨く方法は、15世紀にベルギーで発見されたとされています。
具体的にその方法を「誰が」最初に発見したかについては諸説ありますが、フランドル地方(現在のベルギーを含む地域)のダイヤモンド研磨師である**ルドウィック・ヴァン・ベルケム(Lodewyk van Berken)が、「スカイフ」**と呼ばれる研磨台を発明し、この技術を確立・発展させたことで知られています。
それ以前は、ダイヤモンドは非常に硬いため、宝石職人たちは切断や研磨が不可能だと考えていました。しかし、ベルケムは、ダイヤモンドを粉状にした「ダイヤモンドダスト」とオリーブオイルを混ぜたものを研磨台に塗布して回転させることで、ダイヤモンドを正確に磨けることを発見したのです。
この技術の発見により、ダイヤモンドのカットや研磨が飛躍的に進化し、現在の美しいダイヤモンドの輝きが引き出されるようになりました。
その後、インド以外のブラジルや南アフリカでもダイヤモンド原石の採掘が行われるようになりました。
次号、ダイヤモンドが世界的に広まった背景について触れてみたいと思います。
アルテルージュのスタッフがお届けする、ダイヤモンドにまつわるブログです
