May 21, 2026

世界を魅了する伝説のダイヤモンド3選 | 煌めきの研究所 Vol.14

By エースマーク(株)Ace-Mark

皆さん、世界的に有名なダイヤモンドをご存じですか?数百年にわたり王室や財閥家の手を渡り歩き、伝説となったダイヤモンドたち。今回はその中から特に有名な3選をご紹介します。

ホープダイヤモンド(Hope Diamond)

ハリウッド映画や小説でも語られるこのブルーダイヤモンドは、フランス人の探検家・宝石商のタベルニエが1642年にインドで112カラットのブルーダイヤモンドを購入したことに始まります。その後ルイ〔世に売却され、再研磨されハートシェイプに加工されたと言われています。

1792年に王室から盗難され行方不明となり、1830年にさらに研磨された姿でロンドンに登場。銀行家のヘンリー・フィリップ・ホープが購入し、「ホープダイヤモンド」と命名されました。その後トルコ・アブダル・ハミット2世が購入しますが1年後に退位。その後エドワードB・マクリーンが夫人のために購入し、長く所有しました。

所有者が不幸や災いに巻き込まれるという山もありながら、その後宝石商ハリー・ウィンストンが購入し、最終的に米国Washington D.C.のスミソニアン博物館に寄贈されました。サファイアブルーの輝きを持つこのダイヤモンドは、今も博物館で展示されています。一度はご覧になってみてはいかがでしょうか。

ホープダイヤモンド
ホープダイヤモンド / 出典:Wikimedia Commons

ジュビリーダイヤモンド(Jubilee Diamond)

1895年、南アフリカのヤガースフォンテイン鉱山で650カラットの原石が発見されました。当初は州総督の名にちなみ「ライツ」と命名されましたが、その後ビクトリア女王の即位60年祭にちなみ「ジュビリー」と改名されました。

原石は245カラットのクッションカットと、小さなペアシェイプカットに加工されました。インドの大実業家・サー・ドラブ・タータが主要なクッションカットを主に所有し、彼の相続人が1939年にカルティエを通じて売却しました。現在は個人が所有しています。

ジュビリーダイヤモンド
ジュビリーダイヤモンド / 出典:Wikimedia Commons

コーイヌールダイヤモンド(Koh-i-Noor Diamond)

14世紀初頭に発見された後、インドのラジャー王家が所有し、その後16世紀にムガール帝国の皇帝シャー・ジャハーンの手に渡りました。タージマハールを建立したことでも知られる皇帝です。

1739年、ペルシャ王シャー・ナディールがインド侵略の際に奉尺。王はその美しさに「コーイヌール(光の山)」と叫んだと伝えられています。その後東インド会社が所有し、1850年にイギリスのビクトリア女王に献上されました。

1851年の第1回万国博覧会(ロンドン)で展示されましたが、輝きの少なさからビクトリア女王はオランダ・アムステルダムの研磨職人を招い、186カラットあったこのダイヤモンドを108.93カラットに再研磨し、美しい輝きを引き出しました。現在もイギリス王室の重要な行事で使用されています。

コーイヌールダイヤモンド
コーイヌールダイヤモンド(レプリカ) / 出典:Wikimedia Commons

まだまだある伝説のダイヤモンド

この他にも有名ダイヤモンドは10石以上あり、別の機会にご紹介できればと思います。ダイヤモンドはその美しさだけでなく、歴史や物語を内包した宝石です。Arte Rougeでは、そんなダイヤモンドの奈りを大切にしながら、皆さんに最高の一石をお届けしたいと思っています。

次号予告

次号では、ダイヤモンドがテーマとなった映画について少し触れます。お楽しみに。

 

ダイヤモンド専門店アルテルージュのスタッフがお届けする、

ダイヤモンドにまつわるブログです

 

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