ルビーのスター効果とは?神秘の六条星を解説
アルテルージュで紹介しているルビーは、光を当てる㚂6条の星が浮かび上がる神秘的な宝石「スタールビー」です。一つひとつ職人が手磨きで仕上げるカボションカットのルビーは、根気とセンスが求められる職人技の結晶です。

スタールビーとは?
コランダムという鉱物の中で、赤色のものをルビーと呼びます。その中でも特別な存在が「スタールビー」です。光を当てると宝石の表面に6条の光の線が浮かび上がり、まるで星が輝くような神秘的な美しさを持っています。カボションカット(ドーム型)に研磨された形状が、このスター効果を最大限に引き出します。
スター効果(アステリズム)の仕組み
スター効果は「アステリズム効果」とも呼ばれ、「シルクインクルージョン」と呼ばれる微細な针状結晶が、3つの方向に多数密集して内包されることにより発生します。この結晶が光を規則的に反射・散乱させることで、美しや6条の線が生まれるのです。
ただし、シルクインクルージョンが多すぎると宝石全体が白く濁ってしまい、少なすぎるとスター効果が綁麗に表れません。この絶妙なバランスこそが、美しいスタールビーが「自然の奇跡」であり、非常に貴重であるとされる理由です。
原石からスターを見極める職人技
原石の段階で、どこをどう研磨すれば最も美しいスター効果が表れるかを見極めるのも、職人の大切な仕事です。
有名な方法の一つに、原石に水滴を落とすやり方があります。水滴がドーム状に丸く盛り上がりカボションのレンズ代わりになるため、そこから光源を当ててシルクインクルージョンが見えるか確認します。
また、シルクインクルージョンは結晶の軸に対して特定の方向に規則正しく並ぶため、熟練した職人は原石の底面や成長線を注意深く観察し、どのように削れば頂点に綁麗なスターが現れるかを判断します。長年の経験と直感が求められる、まさに一級品の職人技です。
産地について
産地として最も有名なのがミャンマー(旧ビルマ)です。ミャンマー産のルビーは内側から湧き上がるような鮮やかな赤みが特徴で、国名が変わった今でも、最高峰のクオリティを示すブランドとして「ビルマ産」と呼ばれ特別な評価を得ています。その他、古くから宝石の産地として名高いスリランカや、近年良質なルビーが採れることで注目されているベトナムやモザンビークなども、スタールビーの重要な産地として知られています。
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