January 15, 2024

ピンクダイヤモンドのカラーバリエーション

By エースマーク(株)Ace-Mark
ピンクダイヤモンドのカラーバリエーション

カラーダイヤモンドの中でも人気のカラーが「ピンク」ですが
みなさんはピンクダイヤモンドを選ぶとき何をポイントに選んでいますか?
ひとくちにピンクダイヤモンドと言ってもカラーバリエーションが豊富にあります。


大きく純粋なピンク1色と、サブカラーとしてオレンジが含まれているもの、パープルが含まれているものにわかれ、さらにその中でも薄い~暗い~濃いと分かれていきます。

これにサブカラーの中でも、
Purple(パープル)は割合によって
fancy intense purple pink (パープルピンク:紫の色味が良く感じられます)
fancy intense purplish pink(パープリッシュピンク:少し紫がかったピンク。すっきりとした印象)
と分かれます。

カラバリが多すぎて混乱しますよね。
さらに、同じカラーに見えるのに鑑定機関によってグレーディングは違っていたりするときもあり、(なにせ人の目で見ているものです)
「もうわかりません!」
となります。
同じシェイプなら良いのですが、ラウンドにするかペアシェイプにするか…
シェイプに違いによっても色味(濃さ)が違って見えたりします。
こうなるともう選べなくなってしまいますね。

よく「第一印象が大切!」とお話することが多いのですが、
(お洋服も1番最初に選んだものを最終的に購入することがありませんか?)
それでもご予算に合わなければ手にすることができなくて哀しくなりますし、本当に本当に時間がかかる悩ましい選択です。

カラーダイヤモンドをお選びになるときは
・サイズ
・色
・透明度
どれか1つをポイントにおいて選んでいただくようお話しています。
(譲れない条件です)

みなさんは同じ金額なら…どちらを選びますか?
・少々色味が薄くても大きいサイズのピンクダイヤ
・サイズは小さいけれど、色の濃いピンクダイヤ
大きさ・・・?それとも色味・・・?


ここに、透明度(インクルージョン)が条件に加わります。
・色は薄くてもいいから、大きくて(条件1)きれいなピンク(条件2:インクルージョンが少ない)が欲しい!
・サイズは小さくてもいいから、濃くて(条件1)インクルージョンが無い(条件2)ピンクが欲しい!


となるとハードルは爆上がりです。
もしも出会うことがあったら、すぐに購入することをお勧めします。
次はないかもしれません。

いや、本当に一旦保留にされて「やっぱり欲しい。」とご連絡いただいたときには売約済だったりします。
まさに、出逢いですね。

無色のダイヤモンドよりずっとカラーダイヤは選択肢が幅広く、数が少ない希少価値の高いダイヤモンドです。

ピンクダイヤモンドの価値としては、どうなのですか?とも聞かれることがあります。
0.3カラット以上のピンクダイヤは市場に少ないので、少々インクルージョンがあっても大きいピンクおすすめしています。
また色が濃いもの採掘量が圧倒的に少ないので、
Vivid pink であればとてもラッキーな事かも。ご予算にもよりますね…。
さあ、みなさんはどこにポイントを置いてピンクダイヤモンドを選びますか?